結論: まず無料で試す。選ぶのはそれからでいい
AI議事録ツールは有料契約の前に、無料でほぼ試せます。始め方は3つあります。
- 手持ちの汎用AIに文字起こしを渡す。スマホやWeb会議の録音・文字起こしをChatGPTやClaudeに渡し、「決定事項・宿題・期限を抽出して」と頼む。追加費用ゼロで今日できます。
- Web会議ツールの標準機能を使う。Google MeetやTeamsなど、契約プランによっては文字起こし・要約機能が既に含まれています。まず自社の契約を確認してください。
- 専用ツールの無料枠を使う。Nottaやtl;dvなど、主要ツールの多くに無料プランや無料枠があります(上限あり)。
この3つを1〜2週間試すと、「自社の会議で何が困るか」(専門用語の精度、対面会議の録音、共有のしかた等)が具体的になります。ツール比較はその後にやるほうが、確実に正しく選べます。
主要ツールの4タイプ ― 名前より「型」で理解する
個別ツールの料金・機能は頻繁に変わるため、まず「型」で整理します。
| タイプ | 代表例 | 向いているケース |
|---|---|---|
| 汎用AI活用型 | ChatGPT・Claude + 録音/文字起こし | まず無料で試したい。会議数が少ない |
| Web会議連携型 | tl;dv、Web会議ツールの標準機能 | 会議のほとんどがオンラインの会社 |
| 文字起こし特化型 | Notta、Rimo Voice など | 日本語精度を重視。対面・電話も多い |
| 法人特化型 | スマート書記、AI GIJIROKU など | 全社導入・セキュリティ要件・議事録の型が厳格 |
費用の目安は、無料〜1人あたり月額数千円(法人特化型は別見積もりのことも)。料金・プラン名は変わりやすいため、契約前に必ず各社の公式サイトで最新を確認してください(本記事は2026年8月時点)。なお、録音済み資料の要約・整理という意味ではNotebookLMも有力な選択肢です。
比較の軸は4つだけ
- 日本語の精度。カタログ値ではなく、自社の実際の会議録音で試すこと。業界用語・人名でどれだけ誤るかはやってみないと分かりません。
- 会議スタイルとの相性。オンライン中心ならWeb会議連携型、対面・現場が多いなら録音デバイスやスマホ録音に強いツールを。
- セキュリティ。録音データの保存場所、入力内容がAIの学習に使われないか、管理者が利用を管理できるか。確認の観点は情報漏洩対策の解説と共通です。
- 料金と人数。全員に配るのか、議事録係だけか。月あたりの会議時間と照らして、無料枠で足りるかを先に計算しましょう。
「議事録の次」も見据えてAI導入を設計したい方へ。3分の無料AI活用診断で、議事録以外も含めた自社の効きどころがわかります。
定着させる運用ルール3つ
ツール選びより差がつくのが運用です。3つだけ決めてください。
- 録音の同意を取る。社外との会議では「AIで議事録を取るため録音します」と冒頭で一言。無断録音はトラブルの元です。
- AIの出力は「下書き」扱い。決定事項・金額・期限は必ず人が確認してから共有する。もっともらしい間違いは議事録でも起きます。
- 保存と共有の場所を決める。議事録が個人のアカウントに散らばると、退職時に消えます。保存先を1か所に決めましょう。社内ルールへの落とし込みはガイドラインの作り方をどうぞ。
議事録は「入口」。その先に広げる
議事録で効果を実感した会社は、次に見積もり・報告書・マニュアル整備へと広げていくのが定番の流れです。広げ方は業務効率化の方法と進め方5ステップにまとめました。
AIDENの場合
当社(株式会社AIDEN)では、議事録のような「確実に効く入口」から始めて、社内のAI活用を段階的に広げる支援をしています。ツール選定の壁打ちだけのご相談も歓迎です(事業内容)。初回相談は無料です。

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